宝島社 Mono Master 2020年5月号 – 「猿と人間 – 第2話」

宝島社 Mono Master 2020年4月から始まる、連載小説「猿と人間 」著・増田俊也さんに挿絵を描く事になりました。毎回油絵で描くつもりです。

宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第2話」トリミング無し
宝島社 Mono Master 5月号 – 「猿と人間 – 第2話」トリミング
宝島社 Mono Master 5月号 – 「猿と人間 – 第2話」誌面
宝島社 Mono Master 5月号 – 「猿と人間 – 第2話」誌面

宝島社 Mono Master 2020年4月号 – 「猿と人間 – 第1話」

宝島社 Mono Master 2020年4月から始まる、連載小説「猿と人間 」著・増田俊也さんに挿絵を描く事になりました。毎回油絵で描くつもりです。

宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第一話」トリミング無し
宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第一話」トリミング無し

宝島社 Mono Master 4月号 - 「猿と人間 - 第一話」
宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第一話」
宝島社 Mono Master 4月号 - 「猿と人間 - 第一話」
宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第一話」

ヒロミチイト個展「telepathy ~テレパシー」

2019年10月7日(月)〜10月12日(土)の期間、5年ぶりにGallery House Mayaにて個展を開催いたします。今回は、新作の油絵作品をみて頂く予定です。毎日コツコツと描いております。

今回のテーマは「telepathy ~テレパシー」です。本当の所は、最近自作の曲で同名の「テレパシー」という曲が出来たのです。その曲がとても気に入っていて、今回の個展のタイトルもこれにしてみようと決めていたのです。

僕たち人間は、テレパシーみたいなモノを、実はみんな持ってますよね。例えば、渋谷のスクランブル交差点で誰もぶつからないで渡りきる事も、その力の一つかも知れないですね。お互いが相手を感じ取り、観察し、予測し、そして行動に出る。つまり「思いやる」ということが「テレパシー」なのではないかなと思うのです。遠く離れた所に住む、両親や友人を思う気持ち、そしてその人達にアクションを起こす事。とてもステキだと思います。

僕の描いた絵をみて、僕の捕まえた風景やその他の何かを感じ取って貰ったら、テレパシーが伝わったことになるのかも知れませんね。

今回の個展では、初日に弾き語りライブもやってみようと思います。バンドでは何度か人前で演奏しておりますが、一人でやるのはずいぶんと久しぶりです。ちょっと緊張しております。その時に「テレパシー」も披露できたら良いなぁと思っております。もしお時間がございましたら、冷やかしに来て下さいませ。

ヒロミチイト個展「telepathy ~テレパシー
2019年10月7日(月)〜10月12日(土)

不透明な絵の具で描かれた絵がとても好きです。
ボリューム感や、重厚感も欲しいので、僕はオイルペイントを画材として選びました。
不透明な絵の具の良いところは、下の色の影響を受けにくい所です。
パレットで作った色がそのままキャンバスに鮮やかに載せられるのです。

その不透明な絵の具で透明感のある絵を描くのです。
今回の展示では僕の見つけた光を捕まえて描いてみました。
そして、その光の中にある世界、見えない透明なものかもしれませんが、
それが伝われば良いなと思いながら、描いています。
遠くにあったモノが、誰かに伝わるなんてなんだかテレパシーみたいですよね。

〒107-0061 東京都港区北青山2-10-26 →map
tel:03-3402-9849 / fax:03-3423-8622
e-mail : galleryhousemaya@gmail.com
開廊時間:11:30am〜7:00pm(最終日の土曜日は5:00pmまで)
休廊:日曜日

2019-010 – The relationship of no border line – よこしまな関係

10作目はよこしまな関係のかわいい親子です。こんなシーンに出会えてとってもほっこりしました。なんかしあわせな気持ちになりました。この絵をみて同じように感じてくれたら嬉しいです。

2019-010
The relationship of no border line – よこしまな関係
Oil on illustration board
210mm x 297mm
67min

2019-009 – Family

9作目はとっても仲良しの親子です。日だまりの中、絵を描くお父さんとそれを目を丸くしてみるむすこ。なんだかとてもキラキラしてステキでした。


2019-009
Family
Oil on illustration board
210mm x 297mm
83min

2019-008 – Walking with Boy

8作目は青山の裏通りを初めて散歩する少年と黒柴犬のぼうちゃんです。とっても誇らしげに歩く少年と、少年を気遣ってゆっくり歩いてあげるぼうちゃん、なんだか良い光景でした。


2019-008
Walking with Boy
Oil on illustration board
210mm x 297mm
56min

2019-007 – Woman in Black

7作目は原宿を歩いていた格好いい女性を描きました。颯爽と風を切ってあるく黒いコートの女性。まばゆい光の中に溶け込んで消えてしまいそうでした。彼女が歩くと周りの雰囲気が変わっていく感じでした。その瞬間を切り取れていたら良いのですが。


2019-007
Woman in Black
Oil on Canvas
455mm x 380mm
246min

2019-006 – Bo and Boy

6作目は大好きだった黒柴のぼうちゃんと、僕のちいさなお友達の絵です。ぼうちゃんは、ギャラリーハウスMAYAの看板犬でした。とっても優しくてかわいい子でした。小さい子にもとっても優しくて好きにさせてあげてました。いつも階段の所で休んでいたところに、僕のちいさなお友達が遊びにきたので、歓迎している場面を描きました。ぼうちゃんは、少し前に亡くなってしまいましたが、僕たちの心の中でも、そしてこの絵の中でもずっと生き続けていくことでしょう。またいつか会いたいな。

2019-006
Bo and Boy
Oil on Canvas
455mm x 380mm
400min

2019-005 – Mr.Lang

5作目は、先輩イラストレーター上杉忠弘さんの所のかわいいラングちゃんを描きました。とっても賢くてかわいい子です。今回も下書き無しで頂いた遺品のキャンバスに油絵で描きました。いつもよりこってりとたっぷり絵の具を使って描きました。良い感じに重みも出て油絵の良さが出たように思います。今回は4時間。この大きさにしては、なかなか順調に描けたのではないでしょうか。上杉夫妻にも喜んでいただけると良いのですが・・・。ラングちゃんまた会いたいなぁ。

2019-005
Mr.Lang
Oil on Canvas
455mm x 380mm
240min

2019-004 – Ms.Violet

4作目は、Portraitを描いてみました。姪っ子ちゃんを描きました。F6キャンバスに油絵で描きました。人の顔は描くのが面白いけれど、描いてる途中、すこしでも何かを間違えると、すぐに悪い方向に向かってしまうし、なかなか軌道修正するのが難しい、精神的にも投げ出したくなるし、本の道に戻るまでとっても苦しい。でも頑張るとすこしづつ復活してきます。いつもその時、真面目にやれば何でもウマくいくって再確認できたりします。自分の描く絵に何かを教えられるってなんだかいつも不思議な気持ちになりますね。今回、もう少しのびのびと描ければ良かったかなぁ。


2019-004
Ms.Violet
Oil on F6 Canvas
318mm x 409mm
360min

2019-003 – Little Red Rooster

3作目です。今回はキャンバスに描いてみました。このキャンバス、実はとても大切なキャンバスなのです。ある方のご厚意で頂いた、著名な作家さんの遺品のキャンバスなのです。その中の一つを使わせていただいき今回は描きみました。今は亡きその方に恥ずかしく無いよう、いい絵が描けるよう頑張りました。合格点をいただけると良いのですが。

この絵を見て下さった方に、抜けるような青い空と、爽やかな空気感、そして吹き抜ける風を感じて頂けたら嬉しいです。

今回はすこし時間を掛けました。やっぱりキャンバスは良いです。長い時間かきましたが、作業中ずっと楽しかったです。

さて、次は何を描こうかな。


2019-003
Little Red Rooster
Oil on Canvas
455mm x 380mm
600min

2019-002 – White hat and Black Bag

個展のための油絵2作目です。今回もイラストレーションボードに油絵の具で描きました。下書き無しで自由に楽しく描けました。今回は130分で描けました。油絵はしばらく描いていませんでしたが、すこしづつ感覚が戻ってきました。とりあえずは、こういう感じで毎日一枚描くのが目標です。


2019-002
White hat and Black Bag
Oil on illustration board
210mm x 297mm
130min

2019-001 – Wild Horses

個展の為の油絵第1作目。イラストレーションボードに油絵の具で描きました。久々の油彩画だったので、あまりこだわらず、とにかく楽しんで描く事にしました。下書き無しでイラストレーションボードに描きました。所要時間は160分。久々に描いた割には良い絵が描けた気がしています。

2019-001
Wild Horses
Oil on illustration board
210mm x 297mm
160min

3回目の個展をします。

2019年10月7日〜10月12日の期間、Gallary House Maya にて、3回目の個展を開催します。ようやく重い腰が上がり、最初の一枚を描きました。コンセプトは「自分の部屋に掛けたい絵」です。自由にのびのびと描いてみます。それでは、色々決まりましたらまたご連絡致します。


2019-001
Wild Horses
Oil on illustration board
210mm x 297mm
160min

小学館「サライ 7月号 – 特別企画 – 何歳からでも遅くない いますぐ始める筋トレ入門」

小学館「サライ 7月号 – 特別企画 – 何歳からでも遅くない いますぐ始める筋トレ入門」にイラストレーションを三点描きました。

学生時代のアナトミーの学術書や、新しく手に入れた美術書などを参考に仕上げました。久々の人体の勉強は大変面白く、改めて沢山知る情報も多くとても勉強になりました。筋肉をきちんと理解し覚えることで、確実に絵が良くなることも実感したので、このお仕事は描き終えましたが、引き続き人体解剖学の本などを読み直して、勉強は持続していこうと思っています。今回の特集では、特製の筋トレチューブも付いていますし、トレーニングのやり方などとても丁寧に説明してくれています。もしご興味が湧けば是非店頭でお手に取って下さいませ。

スケッチブックと鉛筆

 

株式会社アクティオが提供する「Aktio Note」というWebsiteの中の熱帯夜さんの書くコラムに、毎月イラストレーションを描く事になりました。初回のお話しは、「息子の野球」というお話です、とってもジ〜ンとくる良いお話しです。今回は友人の息子がちょうど同じ年齢で野球もしているという事で、絵のモデルになって貰いました。なかなか良い感じにかけましたので、見て頂けるとうれしいです。

実は、今回は2種類の完成バージョンがあります。サイトに使われているイラストレーションと、少し書き込んだバージョンです。最初、描き込んだバージョンを完成品としたのですが、最初のラフの動きのあるバージョンをとっても気に入って頂いたので、そちらに寄せて描き直しました。しかし、最初のバージョンも個人的にはとても気に入っていましたので、ここで発表する事で日の目を見させてあげようかと思い掲載してみました。こちらです。

今回のillustrationは、まず、いつも使ってる画材、MOLESKINEのスケッチブックと、Faber-Castell の4Bの鉛筆で簡単なスケッチから始めました。

参考にしたのは、友人から借りた参考動画です。良いシーンで動画を止めて、その画面をみながら、先ほどの画材でさらさらっと、簡単にスケッチをはじめます。最初はウォーミングアップみたいな感じですから、細かい事は気にせず気持ちよく描きます。そのうちに書くべき所や、対象物の細かい素材や特徴なども頭に入ってくるので、だんだん絵にディテールが出てきます。そこまで来たら次のステップですね。

次の段階では、自分がその人やモノになりきって想像してみます。人物なら、脇の締まる感じ、掌の力具合、足の踏ん張り具合等、細かく体の箇所を想像してみて、もう一度細かく各箇所に目を向けて観察してみます。そういう所を気にしながら形を取ると「生きた線」とやつが描ける気がしています。

この段階まできたら、次に気をつけるのは、バランスですね。手や足、頭の大きさの形や全体のバランスを気にして描いてみます。

そして、形が取れたなら、少し冷静になって第三者の目で、描く対象物、もしくはモノが、

「ちゃんと立ってるか?」
「ちゃんと座ってるか?」
「ちゃんと寝てるか?」

など、対象物に、「重力を感じるか?」という事を気にして客観的に観察してみます。きちんと形が取れても、重力が感じられないと、見ていて安定しないし、なんだか変なものです。でも、これは自分の描く絵に対しての話ですので、全ての絵に正しいかどうかは分かりません。僕の描く絵の場合においては、結構重要なポイントかもしれません。

この辺の事を踏まえて、自分が資料の画像をみて感じた臨場感が伝わるように何枚か描いてみます。でも数を描けば良いってモノではありませんね。僕の場合は大抵は一枚目か二枚目が良い感じにかけますね。楽しく肩の力を抜いて描いているし、「よーし!なんとかウマく描いてやろう」という邪念も出てないので素直な線になるのかもしれません。

今回も、二枚ほど描いてこれでいいかなと言うのが出来ましたので、それを使ってデジタルでの作業に移ります。

まずはスケッチブックをスキャンして、鉛筆の線をパソコンに取り込みます。今回の様に鉛筆や、ボールペンなどのアイディアスケッチの線使わずに描く時も多いのですが、今回の様に、スケッチの線を取り込むと、理由は分からないのですが、何故か全体の雰囲気が柔らかく良い感じになる様な気がしているので、そうしています。
実際に、画面がそうなるのかどうかは分かりませんが、実際に描く自分の気持ちがそうなるというのが重要だと思います。モチベーションが上がるという事ですからね。

こちらの線は、最終的には使わず、全て削除してしまうのですけれど、今回の場合は、最初のラフの感じを出して欲しいという事でしたので、最終的にもう一度最初のスケッチの線を復活させて、画面にフィットする様にアレンジしています。

両方とも気に入ってます!モデルになってくれたちゅーた君ありがとねぇ〜!