2019-008 – Walking with Boy

8作目は青山の裏通りを初めて散歩する少年と黒柴犬のぼうちゃんです。とっても誇らしげに歩く少年と、少年を気遣ってゆっくり歩いてあげるぼうちゃん、なんだか良い光景でした。


2019-008
Walking with Boy
Oil on illustration board
210mm x 297mm
56min

2019-007 – Woman in Black

7作目は原宿を歩いていた格好いい女性を描きました。颯爽と風を切ってあるく黒いコートの女性。まばゆい光の中に溶け込んで消えてしまいそうでした。彼女が歩くと周りの雰囲気が変わっていく感じでした。その瞬間を切り取れていたら良いのですが。


2019-007
Woman in Black
Oil on Canvas
455mm x 380mm
246min

2019-006 – Bo and Boy

6作目は大好きだった黒柴のぼうちゃんと、僕のちいさなお友達の絵です。ぼうちゃんは、ギャラリーハウスMAYAの看板犬でした。とっても優しくてかわいい子でした。小さい子にもとっても優しくて好きにさせてあげてました。いつも階段の所で休んでいたところに、僕のちいさなお友達が遊びにきたので、歓迎している場面を描きました。ぼうちゃんは、少し前に亡くなってしまいましたが、僕たちの心の中でも、そしてこの絵の中でもずっと生き続けていくことでしょう。またいつか会いたいな。

2019-006
Bo and Boy
Oil on Canvas
455mm x 380mm
400min

2019-005 – Mr.Lang

5作目は、先輩イラストレーター上杉忠弘さんの所のかわいいラングちゃんを描きました。とっても賢くてかわいい子です。今回も下書き無しで頂いた遺品のキャンバスに油絵で描きました。いつもよりこってりとたっぷり絵の具を使って描きました。良い感じに重みも出て油絵の良さが出たように思います。今回は4時間。この大きさにしては、なかなか順調に描けたのではないでしょうか。上杉夫妻にも喜んでいただけると良いのですが・・・。ラングちゃんまた会いたいなぁ。

2019-005
Mr.Lang
Oil on Canvas
455mm x 380mm
240min

2019-004 – Ms.Violet

4作目は、Portraitを描いてみました。姪っ子ちゃんを描きました。F6キャンバスに油絵で描きました。人の顔は描くのが面白いけれど、描いてる途中、すこしでも何かを間違えると、すぐに悪い方向に向かってしまうし、なかなか軌道修正するのが難しい、精神的にも投げ出したくなるし、本の道に戻るまでとっても苦しい。でも頑張るとすこしづつ復活してきます。いつもその時、真面目にやれば何でもウマくいくって再確認できたりします。自分の描く絵に何かを教えられるってなんだかいつも不思議な気持ちになりますね。今回、もう少しのびのびと描ければ良かったかなぁ。


2019-004
Ms.Violet
Oil on F6 Canvas
318mm x 409mm
360min

2019-003 – Little Red Rooster

3作目です。今回はキャンバスに描いてみました。このキャンバス、実はとても大切なキャンバスなのです。ある方のご厚意で頂いた、著名な作家さんの遺品のキャンバスなのです。その中の一つを使わせていただいき今回は描きみました。今は亡きその方に恥ずかしく無いよう、いい絵が描けるよう頑張りました。合格点をいただけると良いのですが。

この絵を見て下さった方に、抜けるような青い空と、爽やかな空気感、そして吹き抜ける風を感じて頂けたら嬉しいです。

今回はすこし時間を掛けました。やっぱりキャンバスは良いです。長い時間かきましたが、作業中ずっと楽しかったです。

さて、次は何を描こうかな。


2019-003
Little Red Rooster
Oil on Canvas
455mm x 380mm
600min

2019-002 – White hat and Black Bag

個展のための油絵2作目です。今回もイラストレーションボードに油絵の具で描きました。下書き無しで自由に楽しく描けました。今回は130分で描けました。油絵はしばらく描いていませんでしたが、すこしづつ感覚が戻ってきました。とりあえずは、こういう感じで毎日一枚描くのが目標です。


2019-002
White hat and Black Bag
Oil on illustration board
210mm x 297mm
130min

2019-001 – Wild Horses

個展の為の油絵第1作目。イラストレーションボードに油絵の具で描きました。久々の油彩画だったので、あまりこだわらず、とにかく楽しんで描く事にしました。下書き無しでイラストレーションボードに描きました。所要時間は160分。久々に描いた割には良い絵が描けた気がしています。

2019-001
Wild Horses
Oil on illustration board
210mm x 297mm
160min

3回目の個展をします。

2019年10月7日〜10月12日の期間、Gallary House Maya にて、3回目の個展を開催します。ようやく重い腰が上がり、最初の一枚を描きました。コンセプトは「自分の部屋に掛けたい絵」です。自由にのびのびと描いてみます。それでは、色々決まりましたらまたご連絡致します。


2019-001
Wild Horses
Oil on illustration board
210mm x 297mm
160min

玄光社 – illustration FILE Web

玄光社の illustration FILE の冊子版の方には毎年掲載していたのですが、今年から illustration FILE Web にも参加してしました。沢山の方に見て頂いて、仕事に繋がると良いなぁ。

cubicさんのウェブサイトに作品を載せて頂きました

cubicさんのウェブサイトに作品を掲載して頂きました。お時間があれば是非覗いてみて下さいませ。

cubic333.com

ミュージック・マガジン「レコード・コレクターズ 2019年2月号」 特集「リイシュー・アルバム・ベスト10/5」

レコード・コレクターズ 2019年2月号 特集「リイシュー・アルバム・ベスト10/5」

record-collectors-2019-02-jimi-f-2record-collectors-2019-02-c

レコード・コレクターズ 2019年2月号 特集「リイシュー・アルバム・ベスト10/5」の扉にイラストレーションを描きました。 今回の扉絵にはJimi Hendrix Experienceの歴史的名盤「Electric ladyland – 50th Anniversary Deluxe Edition」のジャケットからヒントを得て描きました。このアルバムが出る時に、Jimi HendrixはのちのPaul McCartneyさんの奥様になるカメラマンLinda Louise McCartney にジャケットの撮影依頼をしていたそうです。NYのセントラルパークにある、Alice in Wonderlandの銅像の上にメンバーが子供達と座っているほのぼのとした写真です。しかしアルバムが発売されると、アメリカ版、イギリス版、共にジャケットが差し替えられて発売されてしまいました。それには、Jimiは激怒したそうです。そして、50年たった今回Jimiの想いを実現しようと、この写真がやっとジャケットに採用されました。僕の描いた絵では、Jimi以外のメンバーがAlice in Wonderlandのキャラに扮するシーンを描いてみました。手前にはLinda Louise McCartneyも入れてみました。彼女のお気に入りのNIKONのカメラも持っていますよ。天国のJimiは、今回のジャケット喜んでるといいなぁ。

NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 寺山怜の 流れをつかむ「弱い石」戦法  

NHK出版 – NHK 囲碁シリーズ「寺山怜の 流れをつかむ「弱い石」戦法 」寺山怜さん・著の装画を担当しました。よろしくお願いいたします。

nhk-terayama-nagare-wo-tsukamu

NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 「 目指せ中級 序盤の基礎力アップ」

NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 「 目指せ中級 序盤の基礎力アップ」 小山竜吾さん・著の装画を担当しました。よろしくお願いいたします。

nhk-book-mezase-chu-kyu

NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 「 初段突破 目指せ中級 序盤の基礎力アップ」

NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 「 初段突破 目指せ中級 序盤の基礎力アップ」三村智保さん・著の装画を担当しました。よろしくお願いいたします。

raku-ni-kateru-ishi-no-katachiraku-ni-kateru-ishi-no-katachi-final-color-edited

農山漁村文化協会「菌の絵本 – にゅうさん菌」

佐々木泰子さん監修、農山漁村文化協会「菌の絵本 – にゅうさん菌」のイラストレーション全般を担当いたしました。菌をキャラクター化するのはとても楽しい作業でした。楽しく、みて、読んで、勉強になる本です。お子さんとご一緒にみるのも楽しいかも知れませんね。よろしくお願いいたします。

Oil Painting – その1

イラストレーターとして活動し始めて15年程になります。最初の頃は、鉛筆を使ったり、アクリル絵の具や、ガッシュ等を使って描いていました。そのうち、学生時代に少しだけ使っていた油絵を再び使い始めました。師匠、木内達朗氏に手取り足取り教えて頂けたので、僕はとても幸運でした。

描き始めて、まず分かった事は、この「油絵の具」という画材が、とても自分の性格と相性が良いということでした。それまでは、アクリル絵の具を使って描いていましたので、塗ったら直ぐにドライヤーで乾したり、フィキサチフを使って画面を定着させ、次へ次へと工程を進めていきました。

仕事の進行が早くなるのは良い事なのですが、僕の場合は、制作速度が速くなると、それに比例して、気分も乗ってくるので、何でも出来てしまう様な、そんな錯覚に陥ることが良くあります。よく言えば「ひらめき」、悪くいえば「その場の思いつき」を、感性に任せてそのまま絵に反映してしまう事が多く、最終的には計画していた完成形から大きくずれて、思ってもいなかった作品に仕上がってしまう事も良くありました。

良い結果に終わる事もありましたが、失敗に終わる事も沢山ありました。実験や、個人的な作品であれば問題ないのですが、締め切りが存在する仕事では、明確なゴールがなく、先が見えないという事は、クライアントにとっても、自分にとっても不安材料となってしまいます。

油絵を描き始めてみて、それまでのように作業が迅速に進まない事が分かりました。次に進みたくても、絵の具が乾かないので、加筆が出来ないのです。もし強引に加筆したところで、意図しない色が混ざり合い画面が思うようにコントロールが出来なくなります。その結果、絵が汚くなり失敗してしまう可能性が高くなります。

つまり無理に急いで加筆しても、結局やり直す事になるので、逆に完成は遅くなってしまうのです。(目的によっては、絵の具が乾かないうちに画面上で混色する技法もあります。)

乾きが遅く、作業がストップしてしまうという事は、画材としては短所のように感じてしまいますが、僕にとってはそうではありませんでした。「描けない時間」が存在することによって、感覚的なアドリブ作業は強制的に封印され、僕は一旦冷静な状態に戻れる事が出来たのです。

それまでの作業では存在しなかった「待つ時間」は、「次の一手をどうするべきか?」という「熟考する時間」となりました。

その結果、より計画的に作業を進める事ができ、以前と比べれば、細部まで目の行き届いた作品が描けるようになったのではないかと思います。

絵の制作において、作者の技術と、画材の本質的な価値であるテクスチャーや色合いが、一番重要な事柄なのですが、それと同じくらい、自分の性格と画材の相性も大事な事柄なのではないかと思います。作者が快適な環境で作業する事が、良い絵が描ける事に繋がっていると思うからです。

例えば、僕はとても心配性なので、水彩画のように白い部分を残すというような技法は、やり直しが効かないので、とても緊張してしまいます。その点油絵は、暗いところから、どんどん明るい色を塗り重ねていく手法ですので、失敗してもまた上からやり直しが効く分リラックスして描けます。心配性な僕の性格と油絵は相性が良いのです。自分と相性の良い画材に出会えたと言うことは作家としてとても幸せなことですね。まだまだ未熟ですから、これからもっと勉強して、この画材と仲良くなって行ければと思います。

今回は、油絵との出会いを描きましたが、まだまだ描きたいことはあるのですが、長くなりましたので、この続きはまた次回という事にいたします。長文を読んでくださりありがとうございました。