玄光社 – illustration FILE Web

玄光社の illustration FILE の冊子版の方には毎年掲載していたのですが、今年から illustration FILE Web にも参加してしました。沢山の方に見て頂いて、仕事に繋がると良いなぁ。

cubicさんのウェブサイトに作品を載せて頂きました

cubicさんのウェブサイトに作品を掲載して頂きました。お時間があれば是非覗いてみて下さいませ。

cubic333.com

ミュージック・マガジン「レコード・コレクターズ 2019年2月号」 特集「リイシュー・アルバム・ベスト10/5」

レコード・コレクターズ 2019年2月号 特集「リイシュー・アルバム・ベスト10/5」

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レコード・コレクターズ 2019年2月号 特集「リイシュー・アルバム・ベスト10/5」の扉にイラストレーションを描きました。 今回の扉絵にはJimi Hendrix Experienceの歴史的名盤「Electric ladyland – 50th Anniversary Deluxe Edition」のジャケットからヒントを得て描きました。このアルバムが出る時に、Jimi HendrixはのちのPaul McCartneyさんの奥様になるカメラマンLinda Louise McCartney にジャケットの撮影依頼をしていたそうです。NYのセントラルパークにある、Alice in Wonderlandの銅像の上にメンバーが子供達と座っているほのぼのとした写真です。しかしアルバムが発売されると、アメリカ版、イギリス版、共にジャケットが差し替えられて発売されてしまいました。それには、Jimiは激怒したそうです。そして、50年たった今回Jimiの想いを実現しようと、この写真がやっとジャケットに採用されました。僕の描いた絵では、Jimi以外のメンバーがAlice in Wonderlandのキャラに扮するシーンを描いてみました。手前にはLinda Louise McCartneyも入れてみました。彼女のお気に入りのNIKONのカメラも持っていますよ。天国のJimiは、今回のジャケット喜んでるといいなぁ。

NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 寺山怜の 流れをつかむ「弱い石」戦法  

NHK出版 – NHK 囲碁シリーズ「寺山怜の 流れをつかむ「弱い石」戦法 」寺山怜さん・著の装画を担当しました。よろしくお願いいたします。

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NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 「 目指せ中級 序盤の基礎力アップ」

NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 「 目指せ中級 序盤の基礎力アップ」 小山竜吾さん・著の装画を担当しました。よろしくお願いいたします。

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NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 「 初段突破 目指せ中級 序盤の基礎力アップ」

NHK出版 – NHK囲碁シリーズ 「 初段突破 目指せ中級 序盤の基礎力アップ」三村智保さん・著の装画を担当しました。よろしくお願いいたします。

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農山漁村文化協会「菌の絵本 – にゅうさん菌」

佐々木泰子さん監修、農山漁村文化協会「菌の絵本 – にゅうさん菌」のイラストレーション全般を担当いたしました。菌をキャラクター化するのはとても楽しい作業でした。楽しく、みて、読んで、勉強になる本です。お子さんとご一緒にみるのも楽しいかも知れませんね。よろしくお願いいたします。

Oil Painting – その1

イラストレーターとして活動し始めて15年程になります。最初の頃は、鉛筆を使ったり、アクリル絵の具や、ガッシュ等を使って描いていました。そのうち、学生時代に少しだけ使っていた油絵を再び使い始めました。師匠、木内達朗氏に手取り足取り教えて頂けたので、僕はとても幸運でした。

描き始めて、まず分かった事は、この「油絵の具」という画材が、とても自分の性格と相性が良いということでした。それまでは、アクリル絵の具を使って描いていましたので、塗ったら直ぐにドライヤーで乾したり、フィキサチフを使って画面を定着させ、次へ次へと工程を進めていきました。

仕事の進行が早くなるのは良い事なのですが、僕の場合は、制作速度が速くなると、それに比例して、気分も乗ってくるので、何でも出来てしまう様な、そんな錯覚に陥ることが良くあります。よく言えば「ひらめき」、悪くいえば「その場の思いつき」を、感性に任せてそのまま絵に反映してしまう事が多く、最終的には計画していた完成形から大きくずれて、思ってもいなかった作品に仕上がってしまう事も良くありました。

良い結果に終わる事もありましたが、失敗に終わる事も沢山ありました。実験や、個人的な作品であれば問題ないのですが、締め切りが存在する仕事では、明確なゴールがなく、先が見えないという事は、クライアントにとっても、自分にとっても不安材料となってしまいます。

油絵を描き始めてみて、それまでのように作業が迅速に進まない事が分かりました。次に進みたくても、絵の具が乾かないので、加筆が出来ないのです。もし強引に加筆したところで、意図しない色が混ざり合い画面が思うようにコントロールが出来なくなります。その結果、絵が汚くなり失敗してしまう可能性が高くなります。

つまり無理に急いで加筆しても、結局やり直す事になるので、逆に完成は遅くなってしまうのです。(目的によっては、絵の具が乾かないうちに画面上で混色する技法もあります。)

乾きが遅く、作業がストップしてしまうという事は、画材としては短所のように感じてしまいますが、僕にとってはそうではありませんでした。「描けない時間」が存在することによって、感覚的なアドリブ作業は強制的に封印され、僕は一旦冷静な状態に戻れる事が出来たのです。

それまでの作業では存在しなかった「待つ時間」は、「次の一手をどうするべきか?」という「熟考する時間」となりました。

その結果、より計画的に作業を進める事ができ、以前と比べれば、細部まで目の行き届いた作品が描けるようになったのではないかと思います。

絵の制作において、作者の技術と、画材の本質的な価値であるテクスチャーや色合いが、一番重要な事柄なのですが、それと同じくらい、自分の性格と画材の相性も大事な事柄なのではないかと思います。作者が快適な環境で作業する事が、良い絵が描ける事に繋がっていると思うからです。

例えば、僕はとても心配性なので、水彩画のように白い部分を残すというような技法は、やり直しが効かないので、とても緊張してしまいます。その点油絵は、暗いところから、どんどん明るい色を塗り重ねていく手法ですので、失敗してもまた上からやり直しが効く分リラックスして描けます。心配性な僕の性格と油絵は相性が良いのです。自分と相性の良い画材に出会えたと言うことは作家としてとても幸せなことですね。まだまだ未熟ですから、これからもっと勉強して、この画材と仲良くなって行ければと思います。

今回は、油絵との出会いを描きましたが、まだまだ描きたいことはあるのですが、長くなりましたので、この続きはまた次回という事にいたします。長文を読んでくださりありがとうございました。