Donky Donny SIZE:410mm x 320mm
Oil on Canvas
¥143,000(税込)
ロバが描きたい時期だったと思います。ロバって絵になるんですよね。ロバというと、僕の中ではやはりストーンズの「Get Yer Ya-Ya’s Out!」のアルバムを思い出します。今は亡きドラムのチャーリー・ワッツとロバが行進している、とてもキュートなジャケットです。これから、旅に出るのでしょうか?そんな物語を感じていただけたら嬉しいです。
Waiting on a friend SIZE:410mm x 320mm Oil on Canvas
¥110,000(税込)
30代後半から50歳になる少し前まで、東京港区外苑前のギャラリーでスタッフをしていました。夕方、柴犬を散歩させる事も、僕の仕事の一部でした。仕事の中でも大好きな時間でした。散歩道の途中に、とても味のある建物が建っていました。階段の脇には「外苑マーケッツ」と看板がありました「マーケッツ」っていう書き方が、とても好きでした。東京オリンピックが始まる随分前に取り壊され、今では跡形もありませんが、僕の絵の中には、あの時の散歩の思い出が、一緒に閉じ込められています。そんな場所に立たせてみたのは、中学校からずっと聞き続けているローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズ。彼らの楽曲Waiting on a friendの一場面を再現してみました。
Chillout SIZE:410mm x 320mm Oil on Canvas
¥110,000(税込)
アメリカでJohn Lee Hookerのライブを数回みることができました。その時、彼は既に晩年で、ライブを重ねる毎に、歌声は小さくなっていきました。しかし、目の前に彼がいるというだけで、僕は幸せでした。彼を初めて知ったのは、テレビで深夜放送されていた映画「The Blues Brothers」を観た時です。映画のワンシーンで、彼が代表曲「Boom Boom」を路上で演奏していたのですが、それを聴いた瞬間「なんだ?この音楽は!」と体に電流が走ったようでした。それがBluesでした。僕は心を鷲づかみにされました。その数年後に、アメリカで彼の演奏を目の前で聴ける日が来るだなんて、人生は面白いですね。
ガスタンクが二つ並んだ工場前の駐車場にBlues Brothersを描いてみました。ジョン・ベルーシ演じるJAKEはなにかにご立腹のようで、駐車場のコーンを蹴飛ばしています。ダン・アークロイド演じるエルウッドが、そんなJAKEをなだめています。後ろには彼らの愛車BLUES MOBILE 2号が待機しています。