ヒロミチイト個展「Blow Wind Blow」

2022年9月17日より、10月1日までの間、秋田県由利本荘市のPencil Galleryにてヒロミチイト個展「Blow Wind Blow」を開催いたします。今回は、今までに描いた油絵の中から約20作品を選び展示いたします。販売もいたします。

Pencil Galleryは、堀江文具という文房具店が主催しているギャラリーです。店主の堀江さんとは、東京にいる頃からの知人でキリンジの音楽を通じて仲良くなりました。数年前にご実家の秋田に戻り家業である文具店を引き継がれました。そして、その場所に新しくスペースを作りギャラリーをオープンされました。まだギャラリーに名前がついていなかったので、何か良い名前はないだろうかと堀江さんにご相談を受け、一生懸命考えてみました。やはり文具店に併設されているという個性は名前に生かしたいと思いました。
僕たち絵描きの多くが使うベーシックな画材「鉛筆」をギャラリーの名前にしてはどうでしょう?とご提案してみました。店主の堀江さんも気に入っていただき、今回の個展よりこちらのギャラリーは「Pencil Gallery」として再発進いたします。乗りかかった船ですので、ロゴも勝手に作らせて頂きました。こちらも鉛筆をモチーフにしました。ロゴは「Tシャツにしても格好良い」というのが僕のゴールでした。自分で言うのも何ですが、格好いいのが出来たと思います。そのロゴはこちら、2種類あります。いいTシャツが出来そうです。

個展開始までの間、展示作品を少しづつ紹介していこうと思っています。お付き合いの程、よろしくお願いいたします。

秋田周辺の方々

もし、ご興味をお持ちいただきましたら、ぜひPencil Galleryまで足を運んでみて下さい!沢山の方に観ていただければ嬉しいです。

ヒロミチイト個展
Blow Wind Blow
2022.917(Sat)-10.1(Sat)
土曜日は17:00まで、日曜/祝日は10:00-15:00
筆、絵の具、キャンバス。
そして、すぐそこにあるのに みえないもの。
そのようなもので、僕の絵はできています。
お問い合わせはこちらまで
Pencil Gallery
〒015-0809
秋田県由利本荘市本庄100
堀江文具の店内にございます。
Tel 0184-23-2115

双葉社「小説推理」2022年05月号 – 新連載 「間借り鮨まさよ – 第一貫 – バスクの誓い(前編)」

双葉社「小説推理」2022年05月号 – 新連載 「間借り鮨まさよ – 第一貫 – バスクの誓い(前編)」著・原宏一さんに、挿絵を2点描きました。5月号からの原さんの新連載で挿絵を担当する事となりました。

原さんの作品では、同誌小説推理で連載荒れていた「やっさん」シリーズの挿絵、そして装画では「佳代のキッチン」シリーズでお世話になっております。今回も原さんの作品に絵を描かせて頂ける事となり、とても光栄に感じております。

今回の新連載では飲食店の一角を間借りして本格的な寿司屋を営業する謎の名鮨職人「まさよ」さんのお話です。

ヤッさんシリーズと同様、原さんのお話では、主人公がめちゃくちゃ魅力的なのです。今回もそれにもれず、読み進めるほど、ヤッさん同様、まさよさんの大ファンになってしまいます。毎月どうなるのか、新しい原稿が来るのが楽しみな仕事となりそうです。皆さんも是非手に取って読んでみて下さい。毎月一緒に楽しみましょう!

Communication Arts 2020 Illustration Annual 61

Communication Arts 2020 Illustration Annual 61が届きました。


Communication Artsのコンペでは三度目の入選となります。入選すると年に一度発売されるAnnualという年鑑に掲載して貰えます。凄い方々に並んで掲載されるという事は、とても光栄な事でした。今回は5点掲載して頂きました。色も綺麗に出ていて嬉しかったです。(右下のMuhammad AliさんのPortraitだけは、Dale Stephanosさんの作品です。素晴らしいイラストレーターですよ、彼のウェブサイトに掲載されているポートレートも凄いです。リンク張ってありますので、是非見てみて下さい。)

Painting from big yellow

新しい絵を描きました。
タイトルは「Painting from big yellow」

散歩の帰り道のこと、陽が沈み燃えるような夕焼けの赤が消え、しばらく経つと、ライトブルーグレーの怪しい空が山の向こう側に現れました。山よりこちらはもう暗闇の世界で、家々の一つ一つに灯りがともる頃、背の高いマンションがライトアップされ、暗闇の中にまばゆく光りそびえ立っていました。人工的な蛍光灯の冷たい光、少し暖かな白熱灯の光、そして夕日の後の怪しげなブルーグレイの冷たい光。その三つの光が混じり合う不思議な時間帯でした。「こんな日あるよなぁ」って感じて貰えたら嬉しいです。

Oil on illustration board
210mm X 297mm

制作過程を撮影していたので、お時間があればご覧下さい。携帯のカメラでの撮影なので色がいまいち鮮明ではなくすいません。

制作の様子

I was bound for Mexico –

新しい絵を描きました。
タイトルは「I was bound for Mexico」

穏やかな午後、知らない道を通るのが好きです。
初めて通る道はドキドキします。曲がり角にさしかかるとますますドキドキします。数歩歩けば、まだ観たことのない風景がすぐそこにあるからです。

この風景もそんな穏やかな午後に出会いました。東京のある街の風景なのですが、急にメキシコに来た気分になるような立派なサボテンが塀の中からにょきにょきと顔を出していました。青空に、このヘンテコな形のシルエットがとても面白かったです。日曜のお昼に、サンディエゴのオールドタウンのベンチで、フルローズンストロベリーマルガリータを飲みながら、マリアッチの演奏を聴きながら友人達と過ごした恐ろしくゆっくり流れる良い時間を想い出しました。

そうそう、知らない道を通るのも大好きなのですが、その知らない道が知ってる道とつながって、自分がどこに居るのか分かった瞬間も同じくらい好きです。

制作の様子

Oil on Canvas
407mm X 320mm

制作過程を撮影していたので、お時間があればご覧下さい。携帯のカメラでの撮影なので色がいまいち鮮明ではなくすいません。

Such a night – 月光に照らされた怪しい雲

新しい絵を描きました。
タイトルは「Such a night」

風が強い夜。その風のせいで高速で移動する月光に照らされた怪しい雲。とても魅力的な瞬間でした。沢山の雲を動かす冷ややかな大きな自然の力と、暖かな小さな一つ一つの灯りが作る人間の眩い世界。その2つが混在する不思議な空間を再現しました。

Oil on Canvas
407mm X 320mm

制作過程を撮影していたので、お時間があればご覧下さい。携帯のカメラでの撮影なので色がいまいち鮮明ではなくすいません。

制作の様子

3×3 International Illustration Annual No.17

先日、アメリカの3×3 International Illustration Annual No.17というコンペに前回のGallery House MAYAでの個展「Telepathy」で発表した油絵作品で応募してみました。

今回は「The Daylight」と「The Moonlight」という二つのシリーズに分けて応募しました。前回の個展の隠れテーマが「光」だったのですが、自然光とそれ以外の光を表現したので、それぞれでまとめて応募しました。

そして本日、両方のシリーズが選ばれたと連絡がありました。うれしいな。海外の仕事につながると良いな。

The Daylight」シリーズ

The Moonlight

Illustration Annual 61 のトロフィーが届きました!

Communication Arts – Illustration Annual 61 に作品「Daylight」シリーズがセレクトされました。今回が通算3回目の入選。Gallery House MAYAでの3回目の個展「Telepathy」の為に描いた油絵の作品シリーズが選ばれました。そして、今日トロフィーも届きました!やった!

箱をあけると、おなじみの大量のポップコーンと呼ばれる緩衝材が入っていて、その中に手を潜らせてみると出てきました。モノリスのような物体が。
外装を剥がして中身を取り出しました。きれいなステンレスで出来たトロフィーが出てきました。しっかり重くてなかなか良いです。嬉しいなぁ。
早速、レコード棚の上に飾ってみました。なかなかいい感じです。
正面から見るとただのプレートに見えますね。
横から見ると、三角形になっています。そういえば、師匠の木内さんが「CAのトロフィーは、ドアストッパーにもなるからいいよ」っておっしゃっていましたw
横は鏡面仕上げですが、正面はマットな感じです。Communication ArtsのLOGOがかっこいいです。
名前と、入選した絵のタイトルです。海外では、ヒロミチイトではなく、本名のHiromichi Itoで活動しています。日本でも本名に戻そうかなぁと今考えている所。

イラストレーターはいつも縁の下の力持ち的な存在ですし、それがいいところでもあるのですが、たまに縁の上によじ登って陽に当たると、身も心もあたたまるものですね。とても光栄な賞をいただけて身が引き締まる思いです。励みになりますね。

Award Winners Gallery でセレクトされた作品がみれます。素晴らしい作品ばかりで、見ているだけで絵が描きたくなってきますね。

Communication Arts – Illustration Annual 61

Communication Arts – Illustration Annual 61 に作品「Daylight」シリーズがセレクトされました。今回が通算3回目の入選。Gallery House MAYAでの3回目の個展「Telepathy」の為に描いた油絵の作品シリーズが選ばれました。選ばれた作品は一年に一回出版される年鑑に掲載されます。

Award Winners Gallery でセレクトされた作品がみれます。惚れ惚れする作品がたくさん見れますので、お時間のあるときにでもどうぞ。


Award Winners Gallery

Award Winnerにはdigital badgeも送られるので、こちらにもつけておきます。↓


来月辺りには、アメリカからトロフィーも送られてくるので、また届きましたら載せてみます。届くのが楽しみです。

 

宝島社 Mono Master 2020年5月号 – 「猿と人間 – 第2話」

宝島社 Mono Master 2020年4月から始まる、連載小説「猿と人間 」著・増田俊也さんに挿絵を描く事になりました。毎回油絵で描くつもりです。

宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第2話」トリミング無し
宝島社 Mono Master 5月号 – 「猿と人間 – 第2話」トリミング
宝島社 Mono Master 5月号 – 「猿と人間 – 第2話」誌面
宝島社 Mono Master 5月号 – 「猿と人間 – 第2話」誌面

Aktio Note – 008 – 私を創った人たちへ向けて

株式会社アクティオが提供する「Aktio Note」というWebsiteの中の熱帯夜さんの書くコラムに、毎月イラストレーションを描く事になりました。

第7回目は「私を創った人たちへ向けて」です。若き日のジョン・マッケンローを描きました。

今回のお話はウィンブルドン4連覇中のビヨン・ボルグと、アメリカの新星ジョン・マッケンローとの死闘、そしてシルベスター・スタローンが演ずるロッキー・バルボアの事が書かれています。

公益財団法人 日本動物愛護協会「捨て犬・未来劇場」

岩崎書店「かがやけいのち!みらいちゃん」今西乃子さん・著

かがやけいのち!みらいちゃん」の装画・挿絵を担当したのですが、その本の主人公である未来ちゃんを主人公にした動画「未来劇場」を公益財団法人 日本動物愛護協会さんが制作しました。動画中には、「かがやけいのち!みらいちゃん」に使われたイラストレーションも沢山使って頂きました。とても大事なお話なので、沢山の方に観て頂けたらうれしいです。


ショートバージョン 2:48

フルバージョン 6:19

新潮社「名犬ベラの650km の帰宅 – A Dog’s Way Home 」

新潮社「名犬ベラの650km の帰宅 – A Dog’s Way Home 」著・W.Bruce Cameronさんの文庫本の装画を描きました。「僕のワンダフル・ライフ」「僕のワンダフル・ジャニー」の脚本でおなじみのW.Bruce Cameronさんの新作です。映画も既に公開されています。

野良猫の群れの中で育った子犬のベラ。拾ってくれたルーカスの家で幸せに暮し始めたのもつかの間、動物管理官に捕獲され処分されそうになる。危険を避けるためにルーカスはべラを里親に預けたが、そこは650キロも離れた田舎町だった。ルーカスに会いたい。強い思いに駆られたベラは匂いを頼りにひとり歩き出す。野を越え山を越え、二年に及ぶ苦難の旅の結末は――胸熱くする子犬の冒険物語。

宝島社 Mono Master 2020年4月号 – 「猿と人間 – 第1話」

宝島社 Mono Master 2020年4月から始まる、連載小説「猿と人間 」著・増田俊也さんに挿絵を描く事になりました。毎回油絵で描くつもりです。

宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第一話」トリミング無し
宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第一話」トリミング無し

宝島社 Mono Master 4月号 - 「猿と人間 - 第一話」
宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第一話」
宝島社 Mono Master 4月号 - 「猿と人間 - 第一話」
宝島社 Mono Master 4月号 – 「猿と人間 – 第一話」

Aktio Note – 007 – ターニングポイントの出会い

株式会社アクティオが提供する「Aktio Note」というWebsiteの中の熱帯夜さんの書くコラムに、毎月イラストレーションを描く事になりました。

第7回目は「ターニングポイントの出会い」です。文中に出てくる監督の言葉「結果の出ない努力は、努力ではない」これには胸をグサリとやられました。

Aktio Note – 006 – 最後の夏、最後のバッター

株式会社アクティオが提供する「Aktio Note」というWebsiteの中の熱帯夜さんの書くコラムに、毎月イラストレーションを描く事になりました。

第6回目は「最後の夏、最後のバッター」です。情熱をもって何かに立ち向かうこと、そしてその難しさ、素晴らしさ。あまり高校野球はみてこなかったけれど、今年の夏はみてみようかな。

Aktio Note – 004 – T君が教えてくれたこと

株式会社アクティオが提供する「Aktio Note」というWebsiteの中の熱帯夜さんの書くコラムに、毎月イラストレーションを描く事になりました。

第4回目「T君が教えてくれたこと」は、広告業界のお話し。知らない世界の事はとても興味深いですね。本質を理解すれば、自分の仕事にも応用出来るかも知れないですね。一生勉強ですね。